数学I

Math
Author

Serika Yuzuki

Published

October 14, 2023

各問では、最初に問題だけを読み、解き終えてから折りたたみの「解答」で式の流れを確認できます。難易度と所要時間は演習の目安です。

第1問

難易度
C+ 発展、4段階中3
所要時間
30分目安

問題

次の \(x\) についての方程式の解を求めよ.ただし、 \(0<a<\frac{1}{4}\) とする。

\[ x^2 + 2ax + \frac{1}{16} = -a + \sqrt{a^2 + x - \frac{1}{16}}\; \]

模範解答を受領後に追記します。

第2問

難易度
C 発展、4段階中3
所要時間
30分目安

問題

次のような条件を満たす非負整数 \(n\) は無限に存在する事を示せ。

  • \(n,n+1,n+2\) のいずれも二つの整数の平方の和である。

例えば、\(n=0\) の時、\(0,1,2\)\(0^2+0^2, 0^2+1^2, 1^2+1^2\) となり条件を満たす。

\(t\) を非負整数とし、\(a=10t+2\) とおく。このとき \(a\) は偶数で、\(a^2+1\)\(5\) で割り切れる。\(t\geq1\) なら \(a^2+1>5\) だから

\[ a^2+1=pq, \qquad p=5,\quad q=\frac{a^2+1}{5} \]

と、二つの奇数 \(p,q>1\) の積に分解できる。そこで

\[ A=\frac{p+q}{2},\qquad B=\frac{q-p}{2} \]

とおくと、\(A,B\) は整数であり、

\[ A^2-B^2=pq=a^2+1 \]

が成り立つ。\(n=A^2-1\) と定めれば

\[ \begin{aligned} n&=A^2-1=a^2+B^2,\\ n+1&=A^2+0^2,\\ n+2&=A^2+1^2. \end{aligned} \]

よって3数はいずれも二つの整数の平方の和である。\(t\) を大きくすれば \(A\)、したがって \(n\) も大きくなるため、このような \(n\) は無限に存在する。

第3問

難易度
B 標準、4段階中2
所要時間
15分目安

問題

\(m,n\) が正整数であるとき、次の値が整数である事を示せ。

\[ \frac{\gcd (m,n)}{n} \binom{n}{m}=\frac{\gcd (m,n)}{n} {}_n\mathrm{C}_m \]

\[ \lambda m + \mu n = \gcd (m,n) \]

となる整数 \(\lambda, \mu\) が存在する。この時、与えられた式の値 \(A\) は、

\[ \begin{align*} A &= \frac{\gcd (m,n)}{n} \binom{n}{m}\\ &= \frac{\lambda m + \mu n}{n} \binom{n}{m}\\ &= \lambda \frac{m}{n} \binom{n}{m} + \mu \binom{n}{m}\\ &= \lambda \frac{m}{n} \frac{n}{m} \binom{n-1}{m-1} + \mu \binom{n}{m}\\ &= \lambda \binom{n-1}{m-1} + \mu \binom{n}{m}\\ \end{align*} \]

となり、整数となる。

第4問

難易度
B 標準、4段階中2
所要時間
30分目安

問題

次の連立方程式の実数解を全て求めよ。

\[ \begin{equation} \left\{ \, \begin{aligned} \dfrac{3}{x} + \dfrac{2}{y} &= 2(3x^2+y^2)(x^2+3y^2)\\ - \dfrac{3}{x} + \dfrac{2}{y} &= 4(x^2+y^2)(x^2-y^2) \end{aligned} \right. \end{equation} \]

互いの式を足し、引くことで、次の式が成り立つ

\[ \begin{equation} \left\{ \, \begin{aligned} \dfrac{3}{x} &= x^4+10x^2y^2+5y^4\\ \dfrac{2}{y} &= 5x^4+10x^2y^2+y^4 \end{aligned} \right. \end{equation} \]

\(x,y\neq 0\) から、次のように変形できる

\[ \begin{equation} \left\{ \, \begin{aligned} 3 &= x^5+10x^3y^2+5xy^4\\ 2 &= 5x^4y+10x^2y^3+y^5 \end{aligned} \right. \end{equation} \]

これを再び足し引きすることによって、

\[ \begin{equation} \left\{ \, \begin{aligned} 5 &= x^5+5x^4y+10x^3y^2+10x^2y^3+5xy^4+y^5 = (x+y)^5\\ 1 &= x^5-5x^4y+10x^3y^2-10x^2y^3+5xy^4-y^5 = (x-y)^5 \end{aligned} \right. \end{equation} \]

実数の5乗根は一意なので

\[ x+y=\sqrt[5]{5},\qquad x-y=1. \]

これを解くと

\[ \boxed{(x,y)=\left(\dfrac{1+\sqrt[5]{5}}{2},\dfrac{\sqrt[5]{5}-1}{2}\right)} \]

となる。これは \(x,y\neq0\) を満たすため、途中の変形はすべて可逆であり、実際に元の連立方程式の解である。

第5問

難易度
C 発展、4段階中3
所要時間
30分目安

問題

\(p\)\(3\) 以上の素数として、 \(k = \lfloor 2p/3 \rfloor\) とする。この時、次の式の値が \(p^2\) で割り切れることを示せ。

\[ \binom{p}{1} + \binom{p}{2} + \cdots + \binom{p}{k} \]

ただし、

\[ \binom{m}{n} = \frac{m!}{n!(m-n)!} \]

とする。

\[ \frac{1}{p}\binom{p}{n} = \frac{1}{n} \frac{p-1}{1} \frac{p-2}{2} \cdots \frac{p-n+1}{n-1} \equiv \frac{(-1)^{n-1}}{n} \pmod{p} \]

ここで、 \(x \equiv y \pmod{p}\) というのは、有理数 \(x - y\) の分数の分子が \(p\) の倍数であることを意味する。よって、次の式を示せば十分である。

\[ \sum_{n=1}^{k} \frac{(-1)^{n-1}}{n} \equiv 0 \pmod{p} \]

ここで、 \(p\)\(6\) で割った余りで場合分けをする。

  • \(p = 6q + 1\) の時

\(k = 4q\) となる。なので、

\[\begin{align*} \sum_{n=1}^{4q} \frac{(-1)^{n-1}}{n} &= \sum_{n=1}^{4q} \frac{1}{n} - 2 \sum_{n=1}^{2q}\frac{1}{2n} \\ &= \sum_{n=2q+1}^{4q} \frac{1}{n} \\ &= \sum_{2q+1}^{3q} \left( \frac{1}{n} + \frac{1}{6q+1-n} \right) \\ &= \sum_{2q+1}^{3q} \frac{p}{n(p-n)} \equiv 0 \pmod{p} \end{align*}\]

とわかる。

  • \(p = 6q + 5\) の時

\(k=4q+3\) である。同様に偶数番目の項をまとめると

\[ \sum_{n=1}^{4q+3}\frac{(-1)^{n-1}}n =\sum_{n=2q+2}^{4q+3}\frac1n. \]

この範囲を \(n\)\(p-n\) で組にすると

\[ \sum_{n=2q+2}^{3q+2} \left(\frac1n+\frac1{p-n}\right) =\sum_{n=2q+2}^{3q+2}\frac{p}{n(p-n)} \equiv0\pmod p. \]

どちらの場合も \(p\) で割った後の和が \(0\pmod p\) となるため、元の二項係数の和は \(p^2\) で割り切れる。

第6問

難易度
C 発展、4段階中3
所要時間
30分目安

問題

任意の整数 \(a, b, c\) に対して、次の式

\[ \sqrt{n^3 + an^2 + bn + c} \]

の値が整数とならないような非負整数 \(n\) が存在することを示せ。

\(f(n) = n^3 + an^2 + bn + c\) とする。 \(f(n), f(n+2)\) は偶奇を共にする上、任意の数の自乗は \(4\) で割った余りが \(0,1\) である。ゆえに、 \(f(n), f(n+2)\) が共にある数の自乗だったとすれば、その差は \(4\) で割り切れる。ところが、

\[ f(n+2) - f(n) = 6n^2 + 12n + 8 + 2b \equiv 2n^2 + 2b \pmod{4} \]

なので、 \(n,b\) が偶奇を異にすれば、 \(2n^2 + 2b\)\(0\) にならない。よって、 \(f(n), f(n+2)\) どちらかは平方数にならない。

第7問

難易度
C 発展、4段階中3
所要時間
35分目安

問題

\(n\)\(2\) 以上の整数として、 \(f(x)\)\(x\)\(n\) 次実数係数多項式とする。 このとき、 多項式 \(\{f(x)\}^2\) は最大幾つの負の係数の項を持つか。

\(\{f(x)\}^2\) の最高次の係数と定数項は絶対に正なので、答えは \(2n-1\) 以下となるのは明らか。次に、

\[\begin{align*} f(x) &= a_n x^n + a_{n-1} x^{n-1} + \cdots + a_1 x + a_0 \\ \{f(x)\}^2 &= b_{2n} x^{2n} + b_{2n-1} x^{2n-1} + \cdots + b_1 x + b_0 \end{align*}\]

とおいておく。 \(b_i\)\(1 \leq i \leq 2n-1\) で全て負であると仮定すると、

まず \(b_1 = 2a_0a_1 < 0\) である。ここで、一般性を失うことなく \(a_0>0\) と仮定できて、 \(a_1<0\) となる。次に係数を考えると、

\[ b_i = \sum_{j=0}^{i} a_j a_{i-j} = 2a_0a_i + \sum_{j=1}^{i-1} a_j a_{i-j} \]

となる。ここで、

\[ 2a_0a_i = b_i - \sum_{j=1}^{i-1} a_j a_{i-j} < 0 \]

となる。ここで帰納法の仮定から和の各項は正なので \(a_i<0\) となる。これを \(i=n\) まで繰り返すと \(a_{n-1}<0,a_n<0\) を得る。ところが

\[ b_{2n-1}=2a_{n-1}a_n>0 \]

となり、全て負という仮定に矛盾する。ゆえに負の係数は高々 \(2n-2\) 個である。

逆に、 \(2n-2\) であることを示せばいいのだが、例えば次のような多項式を考えれば良い。

\[ f(x) = n(x^n+1) - (x^{n-1} + x^{n-2} + \cdots + x) \]

そうすれば、

\[\begin{align*} \{f(x)\}^2 = n^2(x^{2n}+2x^n+1) &- 2n(x^n+1)(x^{n-1}+x^{n-2}+\cdots+x)\\ &+ (x^{n-1}+x^{n-2}+\cdots+x)^2 \end{align*}\]

となる。次数 \(1,\ldots,n-1\)\(n+1,\ldots,2n-1\) では、負の交差項の絶対値 \(2n\) が最後の平方項の係数より大きいため係数は負になる。一方、次数 \(0,n,2n\) の係数は正である。したがって実際に \(2n-2\) 個の負の係数をもち、最大値は

\[ \boxed{2n-2} \]

である。

第8問

難易度
A 取り組みやすい、4段階中1
所要時間
15分目安

問題

\(n \in \mathbb{Z}_{>0}\) のとき、次の不等式を示せ。

\[ 2n^2 + 3n + 1 \geq 6(n!)^{2/n} \]

模範解答を受領後に追記します。

第9問

難易度
B 標準、4段階中2
所要時間
20分目安

問題

\(n\) を正整数として、ある立方体の体積が次のような式で表されることはあるか。

\[ 3n^2+3n+7 \]

考えている立方体の一辺を正整数 \(m\) とすると、\(m^3=3n^2+3n+7\) である。これを \(3\) を法として見ると \(m^3\equiv1\)、したがって \(m\equiv1\pmod3\) である。\(m=3k+1\) とおいて展開し、両辺を \(3\) で整理すると

\[ 3k(3k^2+3k+1) = n^2 + n + 2 \]

となる。左辺は \(3\) で割り切れる。一方、\(n\equiv0,1,2\pmod3\) のいずれでも

\[ n^2+n+2\equiv2,1,2\not\equiv0\pmod3 \]

であり、矛盾する。よって、このような立方体は \(\boxed{\text{存在しない}}\)

第10問

難易度
B 標準、4段階中2
所要時間
25分目安

問題

\(f,g,h\) を二次関数とするとき、 \(f\circ g \circ h\)\(1,2,3,4,5,6,7,8\) を解に持つことはあり得るか。

すなわち、\(f(x),g(x),h(x)\) がそれぞれ \(x\) についての二次関数である時、 \(f(g(h(x)))=0\)\(x=1,2,3,4,5,6,7,8\) を解に持つことはあり得るか。

今後の問題は全て前者のような書き方をする。

\(f\circ g\) は4つの解を持つので、 \(h\)\(x=1,2,3,4,5,6,7,8\) で4つの値を取る。対称性により、 \(h\) の軸は \(9/2\) となり、 \(h(1)=h(8), h(2)=h(7), h(3)=h(6), h(4)=h(5)\) となる。

次に、 \(f\) は2つの解を持つので、 \(g\circ h(1), g\circ h(2), g\circ h(3), g\circ h(4)\) は2つの値を取る。対称性により、 \(g\circ h(1)=g\circ h(4), g\circ h(2)=g\circ h(3)\) となる。

以上二つの条件を満たす \(h\) を考えた時、 \(h=Ax^2+Bx+C\) とおくと、\(A=0\) となって、そもそも成り立たないことがわかる。よって、このような \(f,g,h\) は存在しない。

第11問

難易度
A- 取り組みやすい、4段階中1
所要時間
10分目安

問題

ミリアム: アーちゃんだ! やっほー!

アルティナ: ミリアムさん……。お久しぶりです。

ミリアム: もぅ! お姉ちゃんって呼んでよ!

アルティナ: それで、今日は平日だったと思いますが、どうしてここに? 情報局の任務は終わったのですか?

ミリアム: いや、まだ終わってないんだけど、ちょうど学院に用事があってね! ついで寄ったところだよ! それで、アーちゃんは何をしてるの?

アルティナ: 私は今、基礎弾道学の宿題をしているところです。

ミリアム: 見せて見せて!

【問題】

照準と着弾のズレは、銃身の仰角によるか。理由を含めて考察せよ。

ミリアム: 懐かしいなぁ! ボクも昔、こんな問題解いたような気がするなぁ!

アルティナ: そうですか。では、どうやって解いたのですか?

ミリアム: 忘れちゃった!

アルティナ: ……。

リィン: おいおい……。

ミリアム: あ、リィンだ!

アルティナ: リィン教官、こんにちは。

リィン: ミハイル中佐の宿題だな。困っているようなら手伝うけど?

アルティナ: では、お願いします。

アルティナはそう言うと、手元に書いたメモを出した。

リィン: 弾道が放物線で、銃身は水平方向上に \(\theta\) だけ傾いていて、照準は銃身に対して \(\phi\) だけ下に傾いていると考えたわけだな。

アルティナ: はい。

リィン: じゃあ、初速を \(v_0\) とすると、物理学Iの授業で習った通り、弾道の方程式は時間 \(t\) を使って次のようになるわけだな。

\[\begin{align*} x(t) &= v_0 t \cos \theta \\ y(t) &= v_0 t \sin \theta - \frac{1}{2}gt^2 \end{align*}\]

アルティナ: はい。そこまでは分かりますが……。

リィン: じゃあ、弾道の放物線の方程式はどうなる?

アルティナ: \(y\)\(x\) で表すことになるので……

\[ y = \boxed{\phantom{hogehoge}} \]

選択肢

  1. \(\displaystyle y = x \tan \theta - \frac{g}{2v_0^2 \cos^2 \theta} x^2\)
  2. \(\displaystyle y = x \tan \theta - \frac{g}{v_0^2 \cos^2 \theta} x^2\)
  3. \(\displaystyle y = \frac{v_0}{\cos \theta} x \tan \theta - \frac{g}{2v_0^2 \cos^2 \theta} x^2\)
  4. \(\displaystyle y = \frac{v_0}{\cos \theta} x \tan \theta - \frac{g}{v_0^2 \cos^2 \theta} x^2\)
  5. \(\displaystyle y = \frac{v_0}{\cos \theta} x \tan \theta - \frac{g}{2v_0^2 \cos^2 \theta} x^2 + \frac{v_0^2 \sin^2 \theta}{2g}\)
  6. \(\displaystyle y = \frac{v_0}{\cos \theta} x \tan \theta - \frac{g}{2v_0^2 \cos^2 \theta} x^2 + \frac{v_0^2 \sin^2 \theta}{g}\)

リィン: そうだな。じゃあ、照準の方程式は次のようになるな。

\[ y = \boxed{\phantom{hogehoge}} \]

選択肢

  1. \(y = (\tan \theta ) x\)
  2. \(y = (\tan \phi ) x\)
  3. \(y = (\tan \theta + \tan \phi ) x\)
  4. \(y = (\tan \theta - \tan \phi ) x\)
  5. \(y = \tan ( \theta + \phi ) x\)
  6. \(y = \tan ( \theta - \phi ) x\)

リィン: じゃあ、照準と弾道の交点を求めるわけだな。これは、どうすればいいかわかるか?

アルティナ: ……。先程の方程式を連立させて、解けばいいのではないでしょうか?

リィン: その通りだ。その計算結果はこうなるな。

\[ x = \boxed{\phantom{hogehoge}} \]

選択肢

  1. \(\displaystyle \frac{v_0}{\cos \theta} \frac{\tan \theta - \tan \phi}{1 - \tan \theta \tan \phi}\)
  2. \(\displaystyle \frac{v_0}{\cos \theta} \frac{\tan \theta + \tan \phi}{1 + \tan \theta \tan \phi}\)
  3. \(\dfrac{2v_o\cos ^2 \theta}{g}\tan (\theta + \phi)\)
  4. \(\dfrac{2v_o\cos ^2 \theta}{g}\tan (\theta - \phi)\)
  5. \(\dfrac{2v_o\cos ^2 \theta}{g}(\tan \theta - \tan (\phi - \theta))\)
  6. \(\dfrac{2v_o\cos ^2 \theta}{g}(\tan \theta - \tan (\phi + \theta))\)
  7. \(\dfrac{2v_o^2\cos ^2 \theta}{g}(\tan \theta - \tan (\phi - \theta))\)
  8. \(\dfrac{2v_o^2\cos ^2 \theta}{g}(\tan \theta - \tan (\phi + \theta))\)

リィン: つまり、距離と照準が合っていたとしても、導力銃を上向や下向きに撃ち出すと、水平に打ち出した時と違って、着弾点がずれるということだな。

アルティナ: はい。それに、この式を使えば、水平方向に打ち出した時、照準と銃身のズレの角度と、着弾地点までの距離の関係も求められますね。

\[ x_{Ideal} = \boxed{\phantom{hogehoge}} \]

選択肢

  1. \(\dfrac{2v_0 \cos ^2 \theta}{g}(1 - \tan (\pi/4 - \phi))\)
  2. \(\dfrac{2v_0 \cos ^2 \theta}{g}(1 - \tan (\pi/4 + \phi))\)
  3. \(\dfrac{2v_0^2 \cos ^2 \theta}{g}(1 - \tan (\pi/4 - \theta))\)
  4. \(\dfrac{2v_0^2 \cos ^2 \theta}{g}(1 - \tan (\pi/4 + \theta))\)
  5. \(\dfrac{2v_0^2 \cos ^2 \theta}{g}\tan (\phi)\)
  6. \(\dfrac{2v_0^2 \cos ^2 \theta}{g}\tan (\theta)\)

リィン: そうだな。じゃあ、次に、照準と銃身の距離についても考えてみよう。照準と銃身の距離を \(\Delta\) にして考えると、先程アルティナが書いた図は次のようになるな。

リィン: ただ計算が面倒になるし、 \(\theta = 0\) として、先ほどと同じように着弾地点を計算してみよう。

\[ x = \frac{v_0^2}{g} \tan \phi \left\{ 1 \pm \sqrt{\boxed{\phantom{hogehoge} } } \right\} \]

選択肢

  1. \(\displaystyle 1 + \frac{2g\Delta}{v_0^2 \cos ^2 \phi}\)
  2. \(\displaystyle 1 - \frac{2g\Delta}{v_0 \cos ^2 \phi}\)
  3. \(\displaystyle 1 + \frac{2g\Delta}{v_0^2 \tan ^2 \phi}\)
  4. \(\displaystyle 1 - \frac{2g\Delta}{v_0 \tan ^2 \phi}\)
  5. \(\displaystyle 1 + \frac{g\Delta}{v_0^2 \cos ^2 \phi}\)
  6. \(\displaystyle 1 - \frac{g\Delta}{v_0 \cos ^2 \phi}\)
  7. \(\displaystyle 1 + \frac{g\Delta}{v_0^2 \tan ^2 \phi}\)
  8. \(\displaystyle 1 - \frac{g\Delta}{v_0 \tan ^2 \phi}\)

リィン: \(\pm\) があるけど、どちらの方を選べばいいかな?

アルティナ: ……。 発射地点よりも銃弾が後ろに進むことはないので、 \(\boxed{\phantom{h}}\) が正しいと思います。

選択肢

  1. \(+\)
  2. \(-\)

リィン: そうだな。じゃあ、どんな時に先程の式のルートの中を \(1\) に近似できるかはわかるか?

アルティナ: ……。 \(\Delta\) が十分小さい時ですか?

リィン: その通りだ。だけどそれだけじゃないね。

アルティナ: \(\boxed{\phantom{hogehoge}}\) 時ですね。

リィン: その通りだ。ちゃんと考えられて偉いぞ。

アルティナ: ありがとうございます。……今日は長めにお願いしますね。

選択肢

  1. \(\phi\) が十分小さい
  2. \(\phi\) が十分大きい
  3. \(v_0\) が十分小さい
  4. \(v_0\) が十分大きい

ミリアム: あれ? ボク、放置されちゃった!?

模範解答を受領後に追記します。

第12問

難易度
B 標準、4段階中2
所要時間
20分目安

問題

\(n \in \mathbb{Z}_{>0}\) に対して、 \(F(x)\)\(n\) 次の多項式函数とする。このとき、 \(P(i)\)\(i = 0,1,2, \dots ,n\) 全てで整数ならば、任意の \(k \in \mathbb{Z}\) に対して \(F(k) \in \mathbb{Z}\) であることを証明せよ。

模範解答を受領後に追記します。

第13問

難易度
B- 標準、4段階中2
所要時間
20分目安

問題

\(a \in \mathbb{Z}\) として、次の方程式が整数では無い正の有理根を持つとき、 \(a\) の値を求めよ。

\[ 4x^3 - (a-2)x - (a+4) = 0 \]

模範解答を受領後に追記します。

第14問

難易度
A 取り組みやすい、4段階中1
所要時間
5分目安

問題

\(a>0\) として、 \(\sqrt{x} = a + \frac{1}{a}\) の時、 \(x-2+\sqrt{x^2-4x}\) の値を求めよ。ただし、答えに絶対値をつけてはならない。

模範解答を受領後に追記します。

第15問

難易度
A 取り組みやすい、4段階中1
所要時間
15分目安

問題

円Oがあり、その周上に点Aと点Bをとる。そして、弦ABの内の長くない方の弦に点Cをとる。そして、点Cで円Oに接する接線と、点A,Bを通るABと垂直な線分の交点をそれぞれ点E,Fとする。また、ABとOCの交点を点Dとする。

誘導が必要ない人は、次の式の成立を証明せよ。

\[ CE \cdot CF = AD \cdot BD \]

\[ CD^2 = AE \cdot BF \]

次から誘導をつけながら解いていく。

直角三角形に注目することによって、次の式が成立する。

\[ \angle ADE = \angle A\boxed{\;1\;}E \]

次に接舷定理を用いることによって、次の式が成立する。

\[ \angle A\boxed{\;1\;}E = \angle \boxed{\;2\;}\boxed{\;3\;}C \]

また、円周角の性質から、次の式が成立する。

\[ \angle \boxed{\;2\;}\boxed{\;3\;}C = \angle DFC \]

ここで、$ADE = , ; CAD = $ とおく。

そうすることによって、次の式が成立する。

\[ CE = DE \cdot \sin \boxed{\;4\;} \]

\[ CF = DF \cdot \sin \boxed{\;5\;} \]

\[ AD = DE \cdot \sin \boxed{\;6\;} \]

\[ BD = DF \cdot \sin \boxed{\;7\;} \]

これによって、一つ目の式が示された。同様にして2つ目の式も示すことができる。その概要を示せ。

模範解答を受領後に追記します。

第16問

難易度
C+ 発展、4段階中3
所要時間
30分目安

問題

\((n,a,b)\in \mathbb{Z}_{>0}^3\) として、 \(p\) を素数とする。この時、次の条件それぞれについて、 \(p^n = a^3 + b^3\) を満たす \((n,a,b)\) の組が存在するかどうかを判定せよ。

ただし、\((n,a,b)\in \mathbb{Z}_{>0}^3\) は、\(n,a,b\) は正の整数であることを意味する。以降はこのように書くこととする。

  1. \(p=2\)
  2. \(p=3\)
  3. \(p>3\)

模範解答を受領後に追記します。

第17問

難易度
D 挑戦、4段階中4
所要時間
20分目安

問題

任意の整数 \(k\) に対して、

\[ k = \pm 1^2 \pm 2^2 \pm 3^2 \pm \cdots \pm m^2 \]

\(\pm\) から \(+,-\) を適当に選んで成立するような \(m\) が存在することを示し、そのような \(m\) が無限に存在することを示せ。

模範解答を受領後に追記します。

第18問

難易度
B+ 標準、4段階中2
所要時間
15分目安

問題

\(a, b, c\) を異なる正整数として、次の条件を満たすとする。

\[ ab + bc + ca \geq 3k^2 - 1 \]

ただし \(k\) は正整数とする。このとき次の不等式が成り立つことを示せ。

\[ a^3 + b^3 + c^3 \geq 3(abc + 3k) \]

一般性を失うことなく、\(a<b<c\) とおける。このとき、

\[ \begin{align*} (a-b)^2 + (b-c)^2 + (c-a)^2 &\geq 1^2 + 1^2 + 2^2 = 6 \\ a^2 + b^2 + c^2 - ab - bc - ca &\geq 3 \end{align*} \]

となる。ここで与えられた不等式は、

\[ \begin{align*} a^3 + b^3 + c^3 - 3abc &\geq 9k \\ (a+b+c)( a^2 + b^2 + c^2 - ab - bc - ca ) &\geq 9k \\ \end{align*} \]

となる。上の事実と合わせれば、 \(a+b+c \geq 3k\) を示ば問題は示されたこととなるが、

\[ \begin{align*} (a + b + c)^2 &= a^2 + b^2 + c^2 - ab - bc - ca + 3(ab + bc + ca) \\ &\geq 3 + 3(3k^2 - 1) = 9k^2 \end{align*} \]

により、示される。

第19問

難易度
C 発展、4段階中3
所要時間
30分目安

問題

次の条件を満たす正整数 \(a\) が存在することを示せ。

\[ \begin{aligned} a &\not \equiv 1 \pmod 7 \\ a^3 &\equiv 1 \pmod{7^3} \end{aligned} \]

模範解答を受領後に追記します。

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